ABA(応用行動分析)

ABA(応用行動分析)と自閉症

適切な行動を行うことが、子供たちにとって
とても楽しい、嬉しいことになる。

ABAはスキナーの行動主義の理論に基づき、ロバース博士により始められた行動療法で、自閉症傾向のあるクライアントのために創始した教育(セラピー)です。

人間が様々な環境下で如何に学習し行動を形成していくかの理論を使い行動を変化させていきます。「行動療法」や「行動変容法」とも呼ばれ、環境を操作したり、良い結果(強化)を与えたりしながら、望ましい行動に修正または形成していく技法です。

言語/コミュニケーション、社会性、遊び、コンプライアンス、身辺自立、協調性などのスキルの向上 また挑戦(問題)行動の改善など、課題を分析しステップを細分化する事によって、子どもの理解と個性に合わせながら一歩一歩積み上げていきます。

新しいことを理解または出来るようになったときに、正の強化子(ほめる、おやつをあげる など)を使い、その行動を行うことが子供たちにとって、とても楽しいこと/嬉しいことになるようにしていきます。これは例えば、私たちが一生懸命に仕事をしたときに、褒められたりボーナスを沢山もらうために更に頑張って仕事をすることと原理は同じなのです。

スキル(例えば、歌を歌う、挨拶をする、パズルをする)のためにスキルを教えるだけでなく、スキルが出来ることによって広がる社会性(例えば、クラスで歌える楽しみ、挨拶が返って来ることで人との関わりのなかにある自分の影響を見つけ、パズルする事で何かを完成させる、そして誉められる誇らしさ等)を育てていくのです。
ABAは80年代より自閉症教育のフィールドに根付き、ロバース博士以降様々なテクニックが開発されています。その1つが言語活動に重きを置く言語行動(Verbal Behavior)といわれるものです。

私達は、特に言語行動(Verbal Behavior)の理論を中心にアプローチして行きます。ロバース以降,発展し続けるABAの理論、テクニックを使い言語の機能性に着眼した行動療法をしています。

自閉傾向、自閉症とは?

(DSM-IV参考)社会性、コミュニケーション、こだわりから合わせて6項目以上当てはまる

社会性(2つ以上当てはまる)

  1. 目合わせ、表情、ジェスチャー等がかかわり合いのなかで使えない、理解できない
  2. 年齢相応の友達付き合いがみられない
  3. 人と何かを共有する行動が育たない(見せたり、指差したり。。。)

コミュニケーション(1つ以上当てはまる)

  1. 言葉の発達の遅れがみられる
  2. 人と機能的に会話を続けられない
  3. 言葉の繰り返しがある
  4. 年齢相応の遊び、例えばままごと、ごっこ遊びが出来ない

こだわり、決まった行動の繰り返し

  1. 特定のやり方や物へのこだわりが強い
  2. 機能的でなく、儀式的なルーチンに固執する
  3. 繰り返しの動きがみられる(手や指をぱらぱら動かしたり曲げたり、説明しがたい体の動き)
  4. 物の部分に強いこだわりを示す

3歳になっても機能的な行動がみられない(1つ以上の領域であてはまる)

  1. 社会的な関わり
  2. 言語
  3. ごっこ遊び、ままごと遊び

レット症候群等、他の広凡性発障がいにあてはまらない

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